校長挨拶

Change (自己改革)

Challenge(夢に挑戦)

Career-Up(生きる力を育む)

Communicate(地域とともに)   開校理念(4つの

 

宮城県田尻さくら高等学校のホームページにアクセスしていただき,ありがとうございます。

 

 本校は、平成20年4月に創設され、今年度で15周年を迎えました。多様な学習歴や進路希望を持つ生徒に対応できる学びの場を、とのコンセプトのもとに生まれた、昼夕間開講型二部制の単位制高校です。

 

 本校が位置する大崎市田尻は、田園風景が広がる県北部にあり、福祉と生涯学習を大切にしているまちです。

 

 校舎玄関から入ると、明るく広々としたホールが目に入ります。そこには、地域交流の場であるさくらギャラリーがあり,地域の方々にも気軽にご参加いただいております。また、地域の社会人の方々が本校生徒とともに学ぶ科目履修制度「さくらチャレンジ講座」が開設されており、毎年100名近い方が受講され、高校生の向上心を刺激してくださるなど、地域とともに学びを深める本校のシンボル的な取組といえます。(Communicate)

 

 本校には、一人ひとりの生活スタイル等に応じた柔軟な学びのシステムがあります。多くの学校設定教科・科目を含む多彩な選択科目が設定されてあり、生徒は、その中から、それぞれの興味・関心や適性・特性、進路希望等をもとに、自分で科目を選択し、自分だけの時間割を作ります。(Career-Up)

 

 本校には、総合的な探求の時間や通常の授業等でも、生徒同士や生徒と教職員、生徒と地域の方々との対話を大切にするコミュニケーション力の育成を重視しています。生徒は、その中で、意見交換したり、議論したりすることで、今までの自分になかった新しい考え方を身につけたり、お互いの考え方が違っていても、折り合いをつけられるような広い心を育みます。(Change)

 

 本校は部活動がありません。その分、一時間一時間の授業を大切にすることを大きな目標ととらえています。自分の夢、目標に向かって自ら選択した科目を主体的に学んでいこうと決意し、最後まで粘り強く取り組み、やり遂げたいという意欲、乗り越えられたという自信や喜びをつかみとる・・・これこそ、田尻さくらに学ぶ生徒たちが描き出そうとするストーリーです。(Challenge)

 

 私たち教職員は、生徒たちが、じっくり時間をかけて学び、成長を実感し、自信をもって社会に羽ばたいていけるよう、生徒一人ひとりを、一日一日を大切に、一丸となって支援します。そして、風が吹いても折れない、元どおりに戻ってくる、そんな勁(つよ)さを、身に着けてほしいと念願しています。

 

 これからも、地域の皆様や社会からのご期待に応えられるよう、教育活動の充実に努めてまいります。今後とも変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

 なお,本ホームページをとおして,本校の教育活動の一端を紹介してまいりますので,ご高覧いただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

宮城県田尻さくら高等学校 校長 須藤博之