校長挨拶

 宮城県田尻さくら高等学校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

 田尻さくら高校には、開校以来変わることのない、生徒が自由にチャレンジをすることができる柔軟な教育環境を目指す姿があります。

  

 本校の3つのキーワードについて、ご紹介します。      

 まず、『柔軟な学びのスタイル』についてです。本校は、部活動がないため余裕をもって授業に集中でき、制服がないため自由な服装で登校できます。そして社会のルールが本校のルールなので、自分の行動が社会に通用するか?という視点で生活する自由度の高いシステムとなっています。また、昼夕間二部制・定時制ですので、朝からでも昼からでも学ぶことができます。生徒一人ひとりの進路希望を叶える「自分だけの時間割」を作成し、学習することが可能です。

 


 次に『授業がスペシャル』です。徹底した少人数授業を展開しており、1授業当たり生徒数は平均10名程度です。また複数の先生方で一つの授業を行うティームティーチングを1週間につき90時間以上展開し、生徒一人ひとりの状況に配慮しながら、きめ細やかな学習指導を実現しています。さらに多くの本校独自の学校設定教科・科目を準備し、通級指導も含め多様な選択科目が可能となっています。平均年齢が60歳を超える社会人聴講生の方々と同じ教室で学ぶ「さくらチャレンジ講座」も展開され、地域と連携した異世代間コミュニケーションで生徒の活性化された学びを実現しています。

 

  最後に『学校は楽しいところさくら咲く』についてです。

 ご紹介してきたとおり、本校は生徒にとって自由度の高いシステムですが、私たち教職員は、生徒たちが、じっくり時間をかけて学び、成長を実感し、自信をもって社会に羽ばたいていけるよう、生徒一人ひとりを、一日一日を大切に、一丸となって支援します。そして生徒のそれぞれの希望を叶える進路支援プログラムのもと、希望に即した進路実現を目指します。

 『学校は楽しいところさくら咲く』から『思い思いのさくら咲く』に向けて、これからも、地域の皆様や社会からのご期待に応えられるよう、そして生徒一人ひとりの未来を支えるため、教育活動の充実に努めてまいります。

 

 本ホームページをとおして、本校の教育活動の一端を紹介してまいりますので、ご覧いただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

宮城県田尻さくら高等学校 校長 佐藤智子