さくらチャレンジ講座

平成30年度さくらチャレンジ講座修了式

 2月22日(金),本校講堂において「平成30年度さくらチャレンジ講座修了式」が開催されました。

 今年度は約90名の科目履修生の皆さんが,本校生徒とともに1年間学業に励まれました。式辞で本校校長は,新聞に連載された「エイジングニッポン」(=老いる日本)を引用し,学び続けることでエイジングニッポンに立ち向かうことになると語りました。科目履修生の皆さんの学びに向かう姿がまさに「エイジングニッポン」に立ち向かう姿であり,本校の生徒にとっても素晴らしい刺激になったことと思います。

 

 

 

本年度さくらチャレンジ講座で学ばれた皆さんから寄せられた感想の一部をご紹介します。

女性(世界史A)

 ‶寛容″心が広くてよく人をうけいれるさま。人の過ちをとがめたりせず許すさま。旺文社国語辞典より。

昨年度修了式時校長先生が‶寛容″について話された。この一年世界史の授業は緊張感の中にも愛を感じる時間だった。

 

男性(日本史A)

 幕末から明治維新、近代国家を目指した明治時代について詳細に学ぶ事ができました。温故知新の言葉通り、この時代を学ぶことにより、現代に生きる我々にとっての示唆と知恵を与えて頂いた授業に感謝申しあげます。

 

男性(数学A)

 右脳にどっぷりの日々の生活の中で左脳の風化を心配、数学Aを受講しました。結果、先生の明快な講義によって確率、図形、整数の性質等の難問を何とかクリアしてゴールに辿り着けました。『数学こそ真実』とつくづく実感しています。

 

女性(コミュニケーション英語Ⅰa)

和やかな雰囲気の授業であまり緊張せず受講できました。文化祭の課題提出が遅れ、後日図書館で先生に教えて頂いて凄く感謝しています。授業内容が会話する形式が多く、生徒さんや聴講生の方と親しみやすかったです。

 

 女性(コミュニケーション英語Ⅱa・茶道)

 今年度はコミュ英Ⅱと茶道の二科目を受講しました。高校卒業以来の勉強でしたが、高校時代とは異なり固くなった脳に刺激を与え高校生の皆さんに若いエネルギーをもらって楽しく学ぶ事が出来ました。この一年間講師の方々に感謝申し上げます。

 

男性(英語会話a)

 この三年間、さくら英語講座は吾が人生に第2の青春を授けてくださり、大きな宝となりました。担当の先生方の御指導の下、級友の皆さんと楽しい一時を過ごせたことに心から感謝します。「学びて時に之を習う」で、今後も生涯学習に勤しみます。

 

女性(中国語a)

 中国語の授業では語学以外にも中国ドラマを見たり、中国文化や歴史などの話もあり、温故知新のような授業でした。また、先生の丁寧な説明を聞きながら、「そうか、わかった!」と思った瞬間はとても嬉しく、学ぶ楽しさを実感した一年でした。ありがとうございました。


男性(韓国語b)

 ジョン先生の豊富な知識と、優しい口調での軽妙なおしゃべりは絶品でした。また、教科書一辺倒ではなく、現代韓国事情も盛り込んだ授業は、飽きることなく、楽しく受講できました。

 

女性(スポーツⅡ)

 全般に球技中心でしたが、始めの4週は整列や集合をみっちり指導され、私のミスで何度やり直しをした事か。また空手の型を習った時は人生初でとても衝撃的でした。

「平成初段」という初歩の型で、習得テストで苦労したものの、なんとか合格した時は本当に嬉しかったです。高校生と一緒に運動していて、自分の体力の低下を痛感した1年でしたが、振り返ればケガもなく、楽しかった1年でもありました。

 

女性(音楽Ⅰa)

音楽は授業が理解できるか不安でしたが、ギターのコードが弾けた時ホッとしました。

今流の音楽がわからない中、「知床旅情」を取り入れて頂き感謝しています。曲の背景を考えるようになりました。勿体ないような授業でした。

 

 女性(茶道入門c)

 ユーモアを交えながら根気強く指導して下さった金澤先生。梶原先生の笑顔と優しさには、いつも癒やされました。学ぶ程に奥の深さも知り、覚えきれなかったけれど楽しい教室でした。そして仲間の皆さん、貴方達がいたから今まで頑張れました。先生方、皆さん、今までありがとうございました。

 

男性(陶芸c)

 どんな作品を作るのだろうかと金曜日が待ち遠しかったです。落ちこぼれそうになる度に先生方に助けていただいたり、若い学生さんの感性に感心したりしながら、陶芸で作る楽し

みを味わうことができました。ありがとうございました。

 

 男性(書道Ⅰb)

 30年ぶりの書道、いつも新な気持ちで授業を受けました。先生の丁寧なご指導で漢字の変遷から楷書・篆刻・行書・仮名まで学び、七夕書道展・高校祭・書き初め展に向けクラスの皆さんと一緒に“書”を共有できたことはとても充実した楽しい時間でした。

 

女性(田尻の環境b)

 校庭の観察から始まった授業。大豆栽培では枝豆を経て最終的には豆腐作り。様々な方向から地球環境に迫っていく学習でした。回を重ねる度に若者達ともクラスメイトのような感覚が増し、楽しい時間が過ごせました。